昭和58年10月7日 御本部参拝
皆さんこんにちわ、おめでとうございます。私が三十年前に一番修行の激しかった時分ですけれども、福岡の教会にご参拝のおかげを頂いたときに頂いたお知らせが、
一線上にランニングシャツを着た人たちが十人ぐらい並んでいる、そこのところを御心眼に頂いて、教祖百年祭を目指してという事を頂いたのが三十数年前でした。
それこそ落ちぶれ果てたと言えばそういう状態の私に、百年祭を目指してと言う事ははどういう事だろうかと思いましたけれど、ただただこの教祖百年祭を目指して、
今日まで信心を進めてまいりましたら、今日このように沢山の人とご一緒にご参拝が出来るごとしのおかげを頂いて、先ほど古川のお家に着かせていただいて、
もう至れり尽くせりの 「もう順風を」 して頂いておりまして、そういう事を神様に御礼を申さして頂いておりましたら、ご心眼に白扇が、と、こんな風に開いておる
ところを頂いたんです。これからいよいよ開けるなあと、まあ 「吸引中」 に思わせて頂いたら、これをこう開いて見せて下さったんです。はあ、おかげを頂くなあと
思ったらこれをすぽっとこう逆さまに頂いた。白扇を 逆さに見るや 富士の山 と言う風に申しますね。富士の山と言う事は日本一というような意味を感じたのですけれども
私は三十数年前に一線上に並んだ選手の一人であった事だったという事をあらためて思わせて頂いたんですけれども、私が今日本一といったような事ではございませんけれども、
先ほど若先生が金光様の御取次を頂いて、お初穂のお供えをさせて頂きますときに、私が後ろから御祈念をさせて頂いておりましたら、大きな八波の御紋章をですけれど、
「基」 の金という字ははっきりと金という字ですけれども、八波がね薄く、薄すぎると頂いた。私が思うのにね、合楽教会に御神縁を頂いておる一人一人が、この八波を
一つの山として山を頂けないで、はっきり頂けるようになった時に、中の金という字とそれこそ神様が願ってござる神願が成就して行く事だともちろん思います。
とにかくね、私の思う三十年間の信心を振り返って思うのに、それがたとえ 「 」 あっても後ろに引かずこれは信心が足りんのだと前に前進する以外にありません、
貫く以外にありません、それが私はこの八波の御紋章が、いわゆる教祖様の奥城でいろいろに頂いたのですけれども、中で今の合楽を図案化したらと頂いた。
図案科、一つのものを図案化するというでしょ。そういう今の合楽を図案化している、「 」 「どういう事を ですか」
今の合楽を図案化したら。金光様のお届けの時に私が頂いた八波の御紋章のこの薄い八波の金の字じゃないかと、今の合楽を図案化したら。これはただはっきりと八波の御紋章と
金の字がつり合うた時、私が頂いておるおかげ、 もと 教会のおかげ、みなさんの一人一人の信心がこう足ろうてまいりましたときに、いわゆる神様が合楽に掛けられて
おられる神様が合楽に掛けておられる、一人一人への願いが成就していく事だとおもいます。
この百年祭を期会に、私今日ご直会にこの小さいここの金光教信者の 観察 のようなご本が一冊ずつ下がるそうです。お届けに対して ですからあれはおんぶ
してきておる子供でもやはりお初穂奉っておりますから、あの裏に百年祭記念と書いて子供に渡しているんだと思いますね。そして私がこの教祖五十年祭を頂いたのが私が十九歳の時
でございました。いわば六十九歳ですから、ちょうど五十年、その時の印象を最近こうありありとまた頂くわけでございますけれども、本当にこの五十年の、教祖五十年のお祭りに
御参りが出来ておったという事が、後々の信心にどれくらいの大きな 刺激 をもつより与えておったかわからないです。子供の時に訳がわからんなりにお父さんお母さんと一緒に
百年祭には僕は参ったんだ、私は参ったんだと、子供達が思うだけでも信心の継承に、素晴らしい事になると思うんです。ですから皆さんの手元に後で配られる事とと思うんですが
あれはね、そういう風にしてちょっと記念に書いて、今日の御本部参拝と書いて、子供達一人一人にお渡しになったら良いと思いますね。どうぞいよいよ、御教会としてまあ十五年
になりますが、十五年で今日の合楽教会があのようにおかげを頂いておる、これはひょっとすると日本一かもしれませんね。十五年ぐらいであれだけのことを頂いておる。だから
それだけではない、例えばいわゆる合楽を図案化すれば、八波のこの薄い御紋章と中の金の字とつり合うてくれておるおかげを頂いた時こそが、いわばの合楽の進化をだと思うんです。
もういよいよ 何事も 私はこの百年祭をお土産に頂いて帰らせて貰うて、いよいよそれを育てて行きたいと思うのです。今日は私はお参りが出来ないかもしれんと思うとりましたら、
皆さんの厚いお祈りも頂いて、今日はたいへん気分がよくて、お参りが出来た事を本当に有難いと感謝致しております。どうぞまた帰りはお縋りお繰り合わせおかげを頂きまして、
またこの十六日に仕えます合楽の教祖百年祭に向かってまた一段と、おかげを頂きたいとおもいます。どうぞよろしくお願いします。